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香港が中東からの投資を誘致:新たなビジネスチャンス
太田 友美
11/30/20241 min read


出典:https://hkmb.hktdc.com/en/IY0wWSd2/article/hong-kong-reaches-out-to-arabia
香港は現在、中東からの投資を積極的に誘致しています。特に、香港取引所(HKEX)は2025年にサウジアラビアの首都リヤドに事務所を開設する計画を発表し、中東市場での存在感を強化しようとしています。
この新たな拠点は、中国と中東の湾岸地域との資本市場の連携を促進し、グローバルな投資家や発行体に新たな機会を提供することを目的としています。
さらに、香港と中東の金融市場間での投資商品の相互上場も進展しています。2023年11月には、アジア初のサウジアラビア市場に投資するETFが香港で上場され、約100億香港ドルの資産規模を持つ世界最大のサウジETFとなりました。
2024年10月には、サウジアラビアで初の香港株式に投資するETFが上場され、中東の投資家が直接香港市場にアクセスできる道が開かれました。
また、香港政府も中東との経済関係強化に注力しています。2024年10月、財政司司長の陳茂波氏が代表団を率いてリヤドを訪問し、第8回未来投資イニシアチブ(FII)大会に参加しました。この訪問中、香港とサウジアラビアの企業間で複数の協力協定が締結されました。
これらの取り組みは、香港が中東からの投資を誘致し、国際金融センターとしての地位を強化するための重要なステップとなっています。